護摩はサンスクリット語ホーマ(homa)の音写で、供物を火中に投げ 入れて祈願する「焼施」を意味し、その儀礼は火の祭式で、インドでは 紀元前十二世紀頃に成立したといわれる『リグ・ヴェーダ』(バラモン 教最古の聖典)の当時から、現在に至るまで広く行われており、またチ ベットにおいてもみることができます。 祭壇における供物を天に運ぶ使者と信じられた火神、火天、アグニ (Agni)が、天上の神々に供物を運ぶことによって供養者の本意が如実に 神々に通ずるとの思想にもとづくものです。 そのようなバラモン教の火の祭式である護摩が、密教に取り入れられ たのです。 そして密教の護摩は、息災・増益・招福などの世間的願望をも達成しう るのはもちろんですが、さらにそれ以上に精神的解脱(さとり)をも成 就しうるように、修行法として確立したものです。 すなわち知恵の火(智火)で煩悩の薪を焼き尽くし、悟りの心(菩提 心)を実現することを目的とします。
【 不動護摩供 】
毎月 2 1 日 午後 2 時より
◇ あわせて月祈願・添護摩祈願を行います。
■ 添護摩祈祷料… お1人につき500円
(祈願の言葉)
家内安全、当病平癒、身体健全、商売繁盛、 家運栄昌、学業成就、交通安全、追善菩提など
当日、お参りになれない方でご祈祷ご望の方
現金書留にてご祈祷をお受けすることが可能です。
ご希望の方はTEL・FAX・ MAIL にてお知らせ下さい。
ご案内申し上げます。