当山では『大般若転読』を『柴燈大護摩(火わたり)法要』にちなみ、吉祥安全・如意円満 の倍増法楽を凝らすために同日に修法いたします。
どなたでもご参列可能です。ぜひお気軽に参拝ください。
【 大般若転読会 】
10月17日 午前11時より (本堂)
日頃、私達が親しみ読誦している『般若心経』は、この『大般若経六百巻』の精髄としてこの膨 大な経典の中から玄弉三蔵法師が二百七十六文字を抽出し訳されたものである。 正しくは『大般若波羅密多経』と言い三蔵法師によって天竺(インド)からシルクロードを経 て中国に伝えられ、我が国において大宝三年(七〇三年)の三月、宮中において初めて『大般若 転読会』によって国家安穏が祈願されたと続日本書記に記されている。 以来この大般若経は「鎮 国の典」「人天の大宝」と称賛され、この経を書写し、読誦し供養する者は、この経を守護する 般若十六善神によって守護せられる除災招福の法会として無上の功徳を受けると説かれている。
– 富山県指定行事 –
【 柴燈大護摩法要 (火渡り)】
10月17日 午後1時30分より
大元帥明王御開帳(大元堂)後に、本堂前庭にて修法いたします。
宗祖、弘法大師が仏法の真髄、密教の秘奥を唐より伝えて一千二百余 年、この教えをとり入れた山岳の修験者が古来より行っていた火の禊としての荒行である。 道場にたちこめる紫煙の中から立ちのぼってくる紅蓮の炎をそのまま本尊不動明王の力強い生命 力と誓願力として感得し、我欲・我見に翻弄され汚された心身を真っ赤におこされた火勢の上に 投げ出し、六根清浄の祈りを合掌にたくして、一心に渡火する時、すがすがしく美しい感応の相 がある。 罪障消滅・福利増進の為、當山境内において修法致します。 尚、柴燈大護摩法要において、ご家族、並びに有縁の方々の所願成就・御守護の御祈祷を致します。
■火渡りはどなたでもご参列可能です。ぜひお気軽に参拝ください。
(火渡りは素足で行います。)
■添護摩祈祷料 … お1人につき500円
(祈願の言葉)
家内安全、当病平癒、身体健全、商売繁盛、家運栄昌 学業成就、交通安全、追善菩提など
【 大元帥明王御開帳 】
10月17日 午後1時30分より (大元堂)
約4m 日本最大級の大元帥明王立像。
密教においては大日如来の功徳により善神へと変じ、その慰撫しがたい大いなる力は国家をも守護する護法の力へと転化させ、明王の総帥となった。 大元帥明王は大元帥の名が示すとおり、明王の最高尊である不動明王に匹敵する霊験を有するとされ、一説には「全ての明王の総帥であることから大元帥の名を冠する」と言われる。
毎年10月17日の火渡り法要当日のみ御開帳。
当日、お参りになれない方でご祈祷ご望の方
現金書留にてご祈祷をお受けすることが可能です。
祈願の言葉・氏名・年令(数え年)をTEL、FAX、MAILにてお知らせ下さい。
ご案内申し上げます。