6月3日 當山恒例『地蔵尊御法楽』並びに『土砂加持法会』を厳修致します。
6月3日 午後1時半より
【 地蔵尊御法楽 ( 施餓鬼会 ) 】
慈光院の子安地蔵尊を拝み、安産祈願、子供の無事健康な成長、水子供養、といった特に子供に関するお参 りをするのが地蔵尊法楽です。 地蔵菩薩は.多くの仏さまのなかでもとくに親しまれている。 かつては村々の辻には必ずといってよいほど.お地蔵さまの姿をみかけたものだし.地蔵堂が各所にあっ た。いまではそれほどでないにしても.お地蔵さまの話は「笠地蔵」をはじめとして.子供たちに身近な存在 だといえる。 地蔵菩薩が子供と結びつけて考えられるのは.塞の河原で子供の霊を守ってくれると信じられたことから だ。 幼くして死んだ子供の霊は賽の河原で自分を生んでくれた親の恩にむくいるために石を積み.塔を築こうと するが.鬼がきてはそれを壊してしまう。地蔵菩薩はそこに現われ.鬼たちを叱りつけ子供たちを守ってくだ さるのです。 この日たくさんの供物や香華がお地蔵さまに捧げられる。 「施餓鬼会」は、餓鬼の霊にさまざまな「飲食」をほどこす法会なので「施食会」ともいう。 本来は特別な日にちのあるものではなかったのだが、孟蘭盆とまじりあって、盆行事の一つとなってし まった観がある。 現在は、孟蘭盆会と関連して行なわれている。儀式は宗派によって異なるが、「施餓鬼 棚」という壇をしつらえ、位牌や供物を供える。 五如来を本尊として礼拝し名号をとなえて供養する。 五如来とは、宝勝如来(多宝如来)・妙色身如来・甘露王如来.広博身如来・離怖畏如来のこと。 餓鬼というのは、生前に悪い行ないのあった者が死後に餓鬼道に落ちて餓鬼となり、食物がなくて苦しむ という哀れな霊。ところが日本の固有な考え方では、生前の行ないのいかんにかかわらず死後の差別というのはない。 そこで、事故死や若死にをした、死後にまつる子孫のない霊を仏教でいう餓鬼とみて法会を営むようになったものです。
【 土砂加持法会 ( どしゃかじほうえ ) 】
祠堂経とは、永代にわたって教典が読誦され、先祖代々 故人の追慕と有縁の方々を偲びつつ、感謝と喜びをいただくのが土砂加持法会です。
大日如来の神咒であり、阿弥陀如来の総咒である光明真言の功徳力をもって、仏徳を讃え、梵唄を奏し皆様 方の御先祖の廻向、追善菩提の為にこの法会を執行いたします。
◇有縁の方々の追善菩提(ついぜんぼだい)の為、ご供養致します。
一、地蔵尊御法楽 午前11時
一、祠堂経(土砂加持法会) 午後1時半
■ご廻向料 … 1法名につき1000円
■加持土砂(お守り・清め砂 ) …1袋 500円
加持土砂とは…
土砂加持法会での光明真言によって土砂を加持し、その土砂をお墓や供養塔などにふりかけるとその功徳によって地獄、餓鬼、畜生、修羅道にて苦しんでいてもたちまち救われて極楽浄土にいけると言われるとてもありがたいお砂です。
【御使用法】
お盆などのお墓参りの際に御先祖さまのお墓にまかれる方が多いです。
また、昔より富山県砺波地方では土砂をコップに少量入れそこに水を注ぎその上澄みを飲み無病息災、病気平癒を願う方がたくさんおいでます。
当日お参りになれない方で、ご供養ご希望の方
現金書留にてご供養をお受けすることが可能です。
命日・法名 を電話、FAX、MAILにてお知らせ下さい。
ご案内申し上げます。